⑦ こうして連れられてきた中国人は、こんなところに人が住んでいたのかと思われるような中山寮に入れられました。
そして、休むことなく、次ぎの日から、日がのぼってからくれるまで、花岡川の水の流れを変える工事にだされました。鹿島組のカントクは、花岡川でひざまで水につかりながら、どんなにのどがかわいても、作業中は一ぱいの水も飲ませず、とうとうたまらず、一口飲めば、いきなり棒が、くつが、刀のさやが、しゃがんだ人の肩、腰、背中、ところかまわず、つく、ける、なぐることだけでした。
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