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やなぎの葉つぱ
「そんな むごいことみていられねえ」
やなぎの葉つぱをくれてやつた 父親がいたす
みんな草だんご食つたときだもの
きつと じぶんでやなぎの葉つぱ食つた
父親だべ
ヨ
はたらくものわみな一つ
びんぼう人わ みな兄弟
カントクの目かすめて 草だんごはこぶ
人もあつた
ス
鉱夫わ配給のカンパわけてやり
学生さんまで お茶のませたりした
スヨ
そして
中国のことばや唄ならつたど
---会社のやつら肉
バ
くらい
のみあまった うさぎ
(どぶろく)
を水路
コ
さ
すてていたときに
20
手 を む す ぶ
あのひとがた おしえてくれた唄
たて どれいとなるな人民
人民の血で きずこう萬里の長城
中華民族 いま危機にあり
おたけびあげよ
たて たて たて---
(義勇軍行進曲)
21
た た か い の 唄
それでもな
ア
---
あの人がた
ア
へこたれなかつた
ド
かつえでも うえでも ころされても
あの人がた
ア
へこたれなかつた
ド
ほねだけにやせた のどから むねから
みんなで唄
コ
うたつた
ド
世なおしのうたを
はたらくもののくるしみを
ときはなすうたを
(解放歌)
みんなで力ずよくうたつた
ド
!
22
ば く 音
あの時 あの音を
どんなおもいで あの人がたわ聞いたべか---
それは 20年の夏のこと
キイーンと ひびく尾をひいて
B29がこの山の上をとんでいつた
中国の
ホリヨ
の先とうにたつ
八路軍の人がた
労働者 農民のくるしみの根つ
コ
を
ひきぬく役目をもつた よりすぐりの人がた
さかしい眼が きらりとひかり
おつかけたべ
エ
あのばく音を
「時がきた
!
」と
23 ひ み ち の 会 議
(時がきた
!
)
牛馬 けだものよと ののしられ
けられ なぐられても
ぢつとこらえてきたのわ そのため
今こそ-- --
「日本の天皇制をうちたおし
侵略戦争にとどめさし
日本の人民をときはなし
世界の平和
人類のしあわせのために」
あの人がたわ たたかつてきた
本国の戦場を 眼にうかべていたべ
それから---たたかいのけいりやくをねつたとよ
夜ごとの ひみつのあつまりで
24
主 力 部 隊
ま
ン
ず なにより
よりすぐりの人がたで
あくまで 体のたえてゆく
鉄のような たたかいぬく決心の
主力部隊を編せいしたど
日本のはたらく人たちにも うつたえかけ
たがいに手をとり おなじ敵と
さいごの闘いに 立ち上らせてよ
みんな なけなしの食糧をかきあつめ
この人がたにやつた
トヨ
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