いしぶみ
       No.138     発行  2021.12.15
       花岡の地・日中不再戦友好碑をまもる会 機関紙

 

 

いしぶみ・No139号
 2021年 コロナ禍のなかでの活動日誌から
・2月11日   事務局であった故渡部豊彦さんの三周忌にあたって遺族が追悼集『渡部豊彦実践記録集~平和の種をまく~』発刊。             
・3月28日 富樫僚太さん((早稲田大大学院建築学科)一昨年の卒業制作に続いて花岡関連の修士論文『人新世時代の鉱山跡地における放擲された空間の特性と位置づけ』を発表。
・3月30日 「まもる会」理事、事務局会議―6・30等2021年の活動について。
・5月21日 フィールドワーク「治安維持法と現代」編集部相川修二さん。(糸田)

・5月27日

「いしぶみ・No.136」と資料①1942.11.27「華人労務者内地移入の件ニ関スル件」(閣議決定)、資料➁「華人取り扱いに関し花岡事件、鹿島組に対する内務省の指示事項」を送付。

・5月30日 AKT(秋田テレビ)14:00~14:55「ふるさと秋田の再発見シリーズ秋田人物伝松田解子」放映。
・6月30日 花岡事件76周年「慰霊と平和の集い」。(市内会員30名参加)

・6月30~
  7月1日

フォトジャーナリスト木村聡さん(週刊金曜)、取材、フィールドワーク。                                  (伊藤、富樫)
・7月10日 「いしぶみ・No.137」送付(前号と同時発送の資料➁「内務省の指示事項」についての反響が大きかった―中国人への差別と蔑視のすさまじさ。
・8月5日 奥山昭五さん(2020.9.15死去)、日中友好協会70回記念大会で生前の功績が認められ、顕彰状が贈られる。

9月23~
  9月24日

東北大学准教授(文化人類学・在日)李仁子さん、来訪・取材。

・9月25日 出前講座:庄司時二、ピース北秋田で「花岡事件の教育実践から平和を考える」。
・10月27日 庄司時二「鹿島花岡『和解』~花岡事件被害者の想いに寄せて―70周年石田隆至講演を要約し、若干の感想を交えて。
・10月29日 韓国領事館(仙台)副領事官李昌勲さん一行5人。フィールドワーク、特に七ツ館では宗教者を中心に碑前祭を行う。(富樫・齋藤)
・10月30日 出前講座:向井章・富樫康雄、ピース北秋田で「教科書問題からみる平和教育」。
・11月12日 「週刊金曜」No.1353に、フォトジャーナリスト木村聡さんが写真と文で「獅子ヶ森頂上から花岡事件を俯瞰する」(4ページ)を掲載する。
●フィールドワーク等で訪れた人たち●
   年  案内回数  人数 いしぶみNo         備   考
2017以前       296  7,259    
2018       10   104  128~130  秋田県戦争遺跡研究会に参画
2019        7   116  131~132  
2020        5    41  133~135  コロナ禍で6・30諸行事を縮小する
2021        5    37  136~138         同上
  合計      323    7,557    
  ☆ひとこと☆
◇ 今年こそはと日程もあけ、チケットも手配寸前のところだったのに。文句も言いよ
  うのないコロナ禍です。そのぶん安倍にも増してひどい菅政権に山ほどの文句が  あります。「国民一揆」でもやりましょうか。
   コロナ禍も人災半分
                                        (渡邊澄子)
◇ 「華人取扱いに関する内務省指示」まったくひどい。
   公文書に「濡れタオルの水が一滴もなくなるまでしぼる方針を取れ」とは、まさに
 中国人を奴隷以下の扱い同様。
   現在の「嫌中、嫌韓」は多分に「つくれれた」物であるが、底流にこうした中国人  、朝鮮人に対する蔑視、差別感があることは否めない。
  国民どうしの、「日中友好、日韓友好」を発展させたいものです。
                                        (秋田市K女)
◇ 「週刊金曜」(11月12日)の記事、しばらくぶりで獅子ヶ森頂上からの写真を目に  した。
  もう登る人はいないと思っていただけに。
  花岡事件にかかわる記事も斬新であった。
                                        (大館S生)
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