いしぶみ
 
No.140     発行 2022.7.16
花岡の地・日中不再戦友好碑をまもる会 機関紙


 花岡事件77周年 72回目の慰霊祭
                       6月30日
 会員28人参加のもと、信正寺本堂で蔦谷導師の読経がひびくなか、中国殉難者のご位牌に静かに手を合わせました。
 主催者あいさつで富樫代表は
ロシアのウクライナ侵略戦争に触れ、「映像で即視ることはできなかったが、かつての15年戦争で日本軍が中国大陸で侵したけた違いの蛮行を思い出します。現在でも日本政府は認めることもしないし、心からの謝罪もしていません。花岡事件についてももちろんそうです。今回のロシアの行為を批判するのは
北鹿新聞(2022年7月1日付)より
 メッセージを寄せられた団体、個人の方々を紹介します。
・日本中国友好協会会長井上久士さん ・大東文化大学名誉教授渡邊澄子さん
・明治学院大学張宏波さん、石田隆至さん ・東京都東久留米市塚田恵子さん
・秋田県歴史教育者協議会茶谷十六さん ・同細川愛さん ・男鹿市渡部恵子さん
・秋田市平和委員会 ・大館市平和委員会 ・秋田県革新懇 ・新婦人大館市委員会
・ピース北秋田 ・映画「伊藤千代子」大館上映実行委員会 ・日中友好協会神奈川  県連
不再戦・友好・平和の集い














然ですが、日本軍、自らの国が犯したことを認め、謝罪し、反省し、平和の誓いを新にすべき」と強調しました。
メッセージ等
 国内外の情報を反映してか今回は、不再戦平和への決意、連帯をこめたもののほか、「まもる会」の取り組みの重要性、励
いしぶみNo141号
まし等たくさんのメッセージをいただきました。
・ 幼いころ、祖父から鉱山でのこと、朝鮮人、中国人のことをきいた。花岡のみなさん の想いに寄り添い、平和を願っていきたい。
・ 戦争は絶対ダメだ。やってはいけないことをロシアはやっている。知らないふりはし ていられない。自分でできることから。
・ 市民として、大人の責任として、子どもたちに平和な世界を渡したい。
・ 花岡事件を3年前に知った。朝鮮人、中国人への差別、蔑視が気になっている。  日本の加害の事実を歴史に学びたい。
・ 歴史教科書から「強制連行」や「従軍慰安婦」が消え、政府通達の記述が増える。  かつての国定教科書の復活が心配される。
・ 日本軍は中国で何をしたか。いつの戦争でも侵略軍は補給に弱い。奪いつくす、  焼き尽くす、殺しつくす(三光作戦)、強制連行、万人抗、花岡等々。
・ 「七ツ館事件」の22人の遺骨はどうなっているのか。オープンコラム(露天掘り)以  来、発掘の動きは?
ピース北秋
田のみなさんは千羽鶴2竿持参で参 加してくれました。
=11人の発言から=
(悪天候のため信正寺本堂を会場に)
中国人殉難者位牌