いしぶみ
          花岡事件76周年を迎えます
    
    今年の慰霊、友好・平和の集いも縮小して大館市内の会員を中心に
    30~40人規模で実施します。
       2021年6月30日(水)
             午後 1:30~        慰霊祭(信正寺本堂)
                 2:15~3:30     供養塔、七ツ館参拝
                 3:30~4:20     友好・平和の集い
       大館市内の皆さんには、「いしぶみ」No.136がご案内になります。
いしぶみ No138号
     No 136     発行 2021.5.28
     花岡の地・日中不再戦友好碑をまもる会  機関紙
 ☆中国・天津から花岡へ来訪☆
 昨年10月27日、天津市視覚障害学校の校長、副校長が日本人通訳、埼玉新聞の記者と共に訪れ、フィールドワークの案内をしました。
 天津というと遺骨送還した地であり、「在日殉難烈士・労工記念館」や「花岡暴動記念園」があるところとして知られているので、それが縁で花岡を訪れたものと思っていました。ところがお二人は全く知らないということで驚きました。そういえば中国人留学生(秋田、弘前、岩手大)も、強制連行も、花岡事件についても、中学、高校の授業で学習したことがないし、中国の教科書にもないということでしたから、大都市の天津に住んでいても知らされないこともあり得るでしょう。
 中国国内での強制連行(万人抗)、南京事件、七三一部隊、平頂山事件、毒ガス遺棄事件、日本軍慰安婦等の加害、侵略行為に比べ、日本国内の強制連行・強制労働の事実は両国国民の間でもまだまだ知らされていないと考えられます
 右の記事は「秋田魁新報」に掲載されたものです。原告21人のうち、花岡関係者も3人含まれています。
 これまで企業を被告とする訴訟が多くありますが、国家責任を正面から問う訴訟は数少なく、運動にとって大きな意義があると思います。
(画像は、記事とは関係ありません)
 〔版画 花岡ものがたり〕から
       針 が ね