いしぶみ
    No.132 花岡の地・日中不再戦友好碑をまもる会 機関紙
 2019年活動のまとめ
 ◇これまでフィールドワーク等に参加された人々の推移◇
   年 案内回数  人数   いしぶみ          備      考
~2010 217 5812 ~№105  
2011 12 192 106~109  
2012 11 237 110~113  
2013 13 204 114~116  
2014 8 178 117~119  
2015 12 148 120~121  
2016 17 254 122~124  
2017 6 204 125~127  
2018 10 104 128~130  
2019 7 116 131~132  
313 7,479 発送150名  
『フィールドワーク花岡事件』(平和文化)発刊
同上2018年まで1,600部普及


七ツ館70周年「地底の唄」発刊
花岡事件70周年記念誌発刊
秋大、岩手大、弘前大、歴史認識研究大会
秋田大学付属小・中学校で授業実践
秋田県戦争遺跡研究会に参画
中高生のフィールドワーク(地元のグループ中生徒を除き)ほとんど見られない。 学校現場の状況の反映?
日本国内よりはるかに大規模な強制連行、強制労働 !!
 それは、かいらい国家「満州」の中国東北や華北での強制連行、強制労働である。
 東北で1640万人、華北で2000万人にもなるという。石炭鉱山、金属鉱山、鉄道、道路、飛行場など軍事基地の建設工事が強制労働現場であった。その現場と万人坑(人捨て場)からの犠牲者数は1カ所の現場で万単位と推定される。
 最近の調査、研究では100万人単位の強制労働の現場が華中、華南で数多く見られるという。中国本土での強制労働被害者は全体で4000万人にもなると結論づけている研究者もいる。
 私たちはじめ多くの人たちの関心は日本国内の朝鮮人、中国人の強制連行、強制労働に向けられていたが、日本の侵略行為は想像を超えるような、中国国内での強制連行、強制労働にもあるという事実に目を向けたいものである。

   《参考
華南と華中の万人抗
文献の紹介》
     『              ―中国人強制連行・強制労働を知る旅』

  
    撫順の奇蹟を受け継ぐ会・青木茂 著(花伝社 ¥1,700+税)
・1月13・18日 中国人強制連行大阪訴訟(国・企業)―原告花岡関係者含む―について判決前後の謝罪、フィールドワーク、秋田テレビ高橋記者他カメラマン。 放映1月28日18:15

・1月22・29日

秋田さきがけ下倉直也記者、大阪訴訟判決1・28について取材。

・2月11日 事務局スタッフ渡部豊彦さん(65歳)死去。 葬儀15日
・2月12日 中国人強制連行・強制労働被害者と三菱マテリアルの訴訟和解にともなう旧尾去沢鉱山跡地へ記念碑建立の状況がある。日中友好協会前「要求を支える会」(スオペイ)事務局からまもる会の見解を問う連絡があった。
・5月29日 七ツ館75周年追悼の集い(碑前)。35名参列

・6月11日

秋田大学国際資源工学部高橋佳奈さんFW・学習。

・6月14日 大館「生活と健康まもる会」 FW・学習11名参加。
・6月29日 亀山さん(東京都八王子市)夫妻 FW。

・6月30日

花岡事件74周年慰霊の集い 62名参列 (報道―北鹿、さきがけ、赤旗、日中友好新聞)。
佐藤守理事長死去(午後3時30分頃 84歳)。

・8月4日 毎日新聞川口峻記者(秋田)七ツ館事件中心に取材。
・8月21日 「守さんを偲ぶ会」(実行委員長伊藤保) 35名出席。
・8月26日 大館市戦没者慰霊式 齋藤出席献花(文化会館)
・9月15日 まもる会これまでの活動をまとめ「沖縄平和賞」に応募。秋大外池智先生の推薦による。
・10月19~20日 日中友好協会主催「不再戦友好平和の活動全国交流会」へ文書参加。
・10月21日

平泉中尊寺山田俊和貫首(日中友好宗教者懇談会会長)、総務部次長破石晋照さん一行3名 FW。

・11月29日

松田解子没後15周年記念講演会(松田解子の会・東京・中野小劇場)。
「韓国から考える松田解子」金正勲韓国全南科学大学副教授(「地底の人々」翻訳者)。

※11月7日 まもる会理事会・事務局会議。2019年の総括と来年75周年の慰霊行事について大筋を決める。