仙台市 I・Y
ホテルに帰ってから、夜、案内していただいた所の確認や事件の全体のことなど話題になり、コースに沿って、そこで何があったのか、一部分であっても、現地を歩けたことは本当に良かった、と言ってました。実は、私は、3回ほど花岡に行っているのですが、子どもたちには何も伝えてなかったことがこの旅の旅行でよくわかりました。子どもたちには、この度の花岡フィールドワークで日本がどんなに中国・朝鮮に対してひどいことをしたか、実感できたようです。このことを自分たちが知らなかったのは何故なんだろうと話が広がって、日本の教育の反動化―教科書問題など、政治の反動化の下で、事実を知らせない政府と知らない国民が生み出されていることなどが話題になり、現地でこのような活動をしておられることは貴重なことだということになりました。
私は、子どもたちが、この事実を掘り起し伝えようとしている方々に共感してくれるとは予想もしていなかったので、子どもたちを見直したという感じです。課題は、それを知った自分たちが何をすべきか、なにをできるか、ですね。話がそこまでいって、自分たちの宿題になったようです。来年の6月30日に行きたいという子も出て来て、私の体力が許せば、一緒に参加できるかもしれない、と思っています。