花岡の地・日中不再戦友好碑をまもる会 会則


第一条  名称

   本会は、「花岡の地・日中不再戦友好碑をまもる会」と称する。

第二条  目的

   本会は、戦時下の花岡鉱山で起こった中国人強制連行と虐待・惨
  殺事件、いわゆる「花岡事件」を、地域の歴史上忘れてはならない
  重要な事実として認識し、このような不幸な歴史を二度と繰り返さ
  ないために、歴史の真実に学び、それを後世に伝えることを通して
  、日本と中国、日本とアジア、さらに日本と世界の人々との友好・
  連帯を広め、平和を築くことを目的とする。

第三条  会員

     この会の趣旨に賛同し、年間会費を納入したものをもって会員とする。
   会費金額は別にこれを定める。会員は、会が行う諸事業に参加することが
   出来る。

第四条  役員

    この会を運営するために、次の役員を置く。
   1.代表       1名
   2.理事       若干名
   3.事務局長    1名
   4.事務局員    若干名
   5.幹事       2名

第五条  事業

    本会は、この目的を達成するために、次の諸事業を行う。
   1.いわゆる「花岡事件」の史実の全貌を客観的に解明する研究活動の推
     進。
   2.「花岡事件」の概要を解説する案内書(ガイドブック)の発行。
   3.小・中・高校生や大学生、一般来訪者に対する案内活動。
   4.6月30日に、中国人殉難者慰霊祭を執行するともに、七ツ館弔魂碑
     前での追悼会、「日中不再戦友好碑」前で平和の集いなどの開催。
   5.「花岡事件」についての研究会や講演会、シンポジウムなどの開催。
   6.機関紙『いしぶみ』の発行。
   7.その他

第六条  発効

     本会則は、1966年5月22日より発行する。 

 【役員】
   代  表     富樫 康雄
   事務局長   庄司 時二