◇いしぶみ   No.127号  2017.12.5
 いしぶみ
 
  N0.126号  花岡の地・日中不再戦友好碑をまもる会 機関紙

  
 猛暑のなか慰霊活動〜 「6.30花岡事件72周年」

 午前の大館市慰霊式に続き、午後から信正寺で「まもる会」の慰霊祭が行なわれました。本堂で導師蔦谷達徳師と先代達元師の読経が響くなか、市内外から参加した65人が「中国人殉難者霊位」に手を合わせました。
 広葉樹に日光が遮られた「日中不再戦友好碑」の丘での集いには40人が参加しました。瀬尾啓示さんの司会で、石田隆至先生から中国での生存者や遺族との会見やこれらの展望等の報告、渡邊澄子先生の731部隊跡地のフィールドワークのようすが語られました。
 つづいて秋田市の川野辺さん(平和委)、嶋田さん(国民救援会)、地元の藤本ゆりさん(衆院2区予定候補者)、若木さん(教科書ネット)からは都議選を意識した感想やそれぞれ分野における決意の表明があり、最後に事務局長(富樫)がまとめのあいさつをして閉会しました。
 今年は秋田市からの参加者が多く、目をひきました。参加されませんでしたが日中友好協会からはメッセージ、そして東京の橋場史子さん、澤田章子さん、塚田勲さんや秋田市の桑高さん、秋田大学の外池先生、高村先生など多くの方から連帯と励ましの声が寄せられました。また供養塔、七ツ館参拝の際のお花は市内の秦稔・幸子夫妻が3年来提供してくれているものです。改めて皆さんに感謝とお礼を申し上げます。

 「歴史実践」パートU
 秋田大付属小6年C組
 「花岡事件」の授業―7月18日(火)
 昨年8月、大館・花岡で行われた「歴史実践」に参加した秋田大学の学生がその体験を生かし、実際の授業に挑戦しました。
 「まもる会」からも庄司、齋藤、渡辺、富樫の4人がゲスト・ティチャーの形で参加しました。
5校時―戦争と花岡事件(事実の認識)
6校時―戦後の花岡事件(まもる会の活動)
 社会科でまだ近現代史を学んでいない6年生を対象の難しい授業でしたが、事前の研究、模擬授業をくり返して臨んだ学生たちの熱意は十分に伝わる授業でした。
 その

◇いしぶみ  No.128号  2018.6.1

反省や成果をもとに、翌19日附属中でも授業が行われます。