午前の大館市慰霊式に続き、午後から信正寺で「まもる会」の慰霊祭が行なわれました。本堂で導師蔦谷達徳師と先代達元師の読経が響くなか、市内外から参加した65人が「中国人殉難者霊位」に手を合わせました。
広葉樹に日光が遮られた「日中不再戦友好碑」の丘での集いには40人が参加しました。瀬尾啓示さんの司会で、石田隆至先生から中国での生存者や遺族との会見やこれらの展望等の報告、渡邊澄子先生の731部隊跡地のフィールドワークのようすが語られました。
つづいて秋田市の川野辺さん(平和委)、嶋田さん(国民救援会)、地元の藤本ゆりさん(衆院2区予定候補者)、若木さん(教科書ネット)からは都議選を意識した感想やそれぞれ分野における決意の表明があり、最後に事務局長(富樫)がまとめのあいさつをして閉会しました。
今年は秋田市からの参加者が多く、目をひきました。参加されませんでしたが日中友好協会からはメッセージ、そして東京の橋場史子さん、澤田章子さん、塚田勲さんや秋田市の桑高さん、秋田大学の外池先生、高村先生など多くの方から連帯と励ましの声が寄せられました。また供養塔、七ツ館参拝の際のお花は市内の秦稔・幸子夫妻が3年来提供してくれているものです。改めて皆さんに感謝とお礼を申し上げます。